11月30日(金)大沼公園の近くに位置する、七飯町立大沼小学校での実施でした。

(※今回はサッポロドラックストアーさまのご寄付を活用させていただいての実施です。)


JR大沼公園駅で下車。いつもなら観光客で賑わっている駅前も、さすがに冬期間はひっそりとしていました。


小学校に着くと、校内は木のぬくもりがいっぱい。温かな雰囲気に包まれている素敵な小学校でした。


児童のみなさんの気持ちの良い挨拶と、先生方の温かいお人柄に迎えられてのプログラム開始となりました。



 午前中は1・2年生の参加のため、低学年向けのプログラム、午後は3・4年生の参加のため中学年向けのプログラムで実施しました。


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実施内容は、

・低学年(15名参加)・・・「newエコミッケ」、「渡りはつらいよ」

・高学年(21名参加)・・・「newエコミッケ」、「電気な人は誰?」、「渡りはつらいよ」です。




今回初披露となる「newエコミッケ」も午前中は低学年版、午後は通常版を使用しました。



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どんな反応があるのか・・・。ちょっとドキドキしながらのスタートです。「無駄な事、直した方がいい事」を次々と見つけていく子どもたち。


「電気がつけっぱなし」「ストーブがつけっぱなし」「トイレの電気の消し忘れ」など次々と見つけていく中、多くの子どもたちが見つけてくれたのは、「玄関の靴をきちんと並べていない!!」というところでした。(※プログラム上は正解の数には入っていません。)


ここは午後に実施の3・4年生の子どもたちも、声を上げてくれていました。大沼小学校の子どもたちは、脱いだ靴をきちんと並べる習慣ができているんですね!!


素晴らしいです!!


今後も、こんな風に子どもたちから出てきた声は、大切に反映していきたいと思います。



もう一つ、今回初めて実施のプログラム「渡りはつらいよ」は、大沼に飛来してくる「オオハクチョウ」をモデルにし、渡り鳥が『繁殖地』から『越冬地』へ渡る様子(水辺の状況によって、渡りが成功できない鳥もいる)を体感するものです。



大沼の子どもたちにとって身近な存在の渡り鳥。どんな時期にどんな目的で渡ってくるのか、そして3・4年生に関しては『ラムサール条約』についても知っていました。


低学年・中学年共に上手に「オオハクチョウ」になりきり、体感していました。羽ばたく様子は、とても可愛いかったです!!



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しかし、低学年の中には渡りが成功できずに涙する子も・・・。(私たちも涙を見ると切なくなりました。)


午前終了後、反省点を踏まえ午後のブログラムを改善しました。中学年は笑顔で終了したものの、そこにも別の反省点はありました。


プログラムを完全な形にするのは本当に難しい・・・。そう感じながら、今回の実施を終えました。


最後には、「木マグネット」も配布。素敵なオリジナルマグネットを仕上げて、大切に使い続けてくれるとうれしいなぁ・・・そう思いながらJRに揺られて札幌へ帰ってきました。

★ア★