1月13日(火) ①10:00~11:00 ②11:00~12:00


今回はサッポロドラッグストアーさまのご寄付を活用させていただいての実施です

 2015年、はじめての活動です
今回は、東神楽町の2つの学童クラブの冬休みを利用した交流会の中での実施でした。インフルエンザの流行などによる欠席のため、当初の予定より参加者が少なくなったものの、合計42名の子どもたちが参加してくれました。
 9時40分、子どもたちが実施会場の「東神楽町ふれあい交流館」に集合し、「はじめの会」が行われました。(東聖学童クラブは近くにあるので徒歩での移動でしたが、中央学童クラブはバスで会場まで移動してきたそうです)はじめの会では、今日の流れやふせぎ隊の紹介、各学童クラブの職員紹介などを行いました。その後、全体を大きく2つのグループに分けて、それぞれ別のプログラムを体験します。1グループは「ふせぎ隊プログラム」の体験、もう1グループはアリーナで「運動あそび」を行いました。それぞれ1時間のプログラムを行った後は交替し、もう一方のプログラムも体験します。

 10時、ふせぎ隊プログラムを体験するグループが集まり、プログラム開始です。今回は子どもたちにとって身近な「牛乳」を題材として行います。今一番のおすすめのプログラム編成となった「エコミッケ~つながり編~」と「つながり並び替えゲーム」の2つのゲームを通して、「牛乳」が生産され消費、そして使い終わった後までにはどんな場面があり、それらがどんな風につながっているのか、そしてエネルギーや人の手間など、どんなものがかかっているのか考えていきます。その後、温暖化との関係について簡単に話をしていきました。

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まずは「エコミッケ~つながり編~」に挑戦します。
牛乳が生産されて消費、使い終わった後までの一例の各場面を、ある村の様子が描かれた絵から探していきます。どのグループも、みんなで協力して取り組んでいました。
グループによって進め方が違うのですが、子どもたち同士でやり方を工夫している姿が微笑ましかったです


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エコミッケの答え合わせをしています。
正解を確認した後、各場面ではエネルギーや人の手間など、どんなものがかかっているのか、子どもたちに聞いていきます。
「リヤカーで牛乳を運ぶ時に使われているものは?」
『人の手間』や『体力』、『リヤカーのタイヤ』など色々考えて答えてくれました。
色々な物が手元にくるまでに、たくさんの人の思いやエネルギーが使われている事を感じてもらい、次のゲームに移ります。


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続いて「つながり並び替えゲーム」に挑戦です。「エコミッケ」で探した各場面が、どんな風につながっているのか考えていきます。子どもたちは一人一枚、各場面のどれかを持っています。自分がつながりのどの部分に入るのか・・・。
円なって、みんなで相談中です。


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「つながり並び替えゲーム」
見事、つながりが完成です
ここでも、自分の持っている場面には、どんなものがかかっているのか聞いていきます。「牛乳を作っている工場」のイラストを持っていた男の子は、この場面ではエネルギーや人の手間以外に『時間がかかっている!』と発表してくれました。たしかにそうですね。その発表に学童クラブの職員のみなさんも私たちも思わず拍手してしまいました。身の回りのものを大事に使う事は、エネルギーや手間、時間、人の思いなど、たくさんのものを大切にする事につながるんですね。




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ゲームの後は、物を大切にすることが温暖化とどんな関係があるのかについて、話をしていきました。



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最後は、メンバーのH隊員の優しい声で紙芝居「ハチドリのひとしずく」の読み聞かせをして、プログラム終了です。



最後まで集中して聞いてくれている素敵な東神楽学童クラブのみなさんでした。今後、色々なものを大切に使っていってくれるとうれしなぁと思います。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました