実 施 日:2018年1月12日(金)
実施場所:千歳市ほくおう児童館
参加人数:小学生児童18名
実施内容:ブラックパネルシアター「46億年地球の歴史」      
 温暖化の原因や影響と私たちの生活について
 エコミッケ10~冬の生活編~
 食べ物探偵団in千歳
 ペープサート「はちどりのひとしずく」


毎年恒例の千歳市こども環境教室として、1時間のプログラムを実施してきました。
今年の会場は「ほくおう児童館」です。
冬休み中に、学童保育とランドセル来館で児童館を利用している小学生が参加してくれました。

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真剣なまなざしで参加してくれています。


まずは、地球が誕生してから今までのドラマチックなストーリーを伝えます。
今回は、先生方が窓に暗幕をつけてくれていたため、会場内はかなり暗く、ブラックライトの効果も抜群!
神秘的な雰囲気の中で、行うことができました。
長い時間の中で起こった様々な出来事やそれに負けない逞しい生き物の進化について知り、今の豊かな地球があるのは、奇跡的なことであることを感じてもらえたのではないかと思います。
(暗い所が苦手な子どもからは「怖かった。」という反応もありましたが)

その後、今、世界中で起こっている困ったできごとやその原因について、紹介していきました。

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地球温暖化の原因は?
パネルを使って、わかりやすく説明します。

地球のために、自分ができることは何だろう? ゲームをしながら、考えていきます。

まずは「エコミッケ10~冬の生活編~」に挑戦。
このゲームでは、冬のある家の生活の中で、エネルギーや水、食べ物の「もったいない」使い方をしているところをグループで10ヶ所見つけてもらいます。

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新しくなった「エコミッケ10」
もったいないところを10ヶ所みつけます。

今回、低学年でも取り組みやすいように、12ヶ所あった問題を10ヶ所に減らしました。
そのためか、いつもより少ないヒントで、全部の「もったいない」を見つけることができていました。
答え合わせでは、電気で動くロボット「いしちゃん」が登場!
子どもたちが見つけた「もったいない」を一緒に確認していきました。
電気のつけっぱなし、水のだしっぱなし、食べ残しなど、子どもたちにとっては、どれも身近なものばかり。

「もったいない」をなくすための工夫についても考えていきました。

食べ残しはもったいないということはわかっても、そこに隠れているたくさんの理由については、ちょっと難しいかなと思いながらも聞いてみたところ、「お料理を作った人に失礼だから・・・。」という解答が!
素晴らしいですね!!

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それぞれの食材カードを、春夏秋冬シートの上に、旬を考えて置いていきます。

次の食べ物探偵団では、「食べ物の旬」について考えます。
今回考えてもらったのは、千歳でも栽培されている「キャベツ」「トマト」「ブロッコリー」「だいこん」「じゃがいも」「はくさい」「いちご」の7種類です。
品目が多いので悩んだものもあったようですが、グループで協力しながら、旬の季節をしっかりと考えていました。
ロボットのいしちゃん、イチゴの旬は「冬」だと思ったようです。

どうしてかって・・・?
クリスマスケーキで、たくさんのイチゴを食べるから!!とのこと。

確かに旬じゃない季節にも、色々な食べ物を食べていますね。
それって、どうしてなんだろう?
どんな方法で、旬じゃない季節に色々なものを食べることができるのか、いしちゃんにも手伝ってもらいながら、写真やイラストと共にお話しました。

冷蔵や冷凍、乾燥などの保存、暖房でビニールハウスを暖める加温、遠くから食材を運んでくる移送など、たくさんのエネルギーを使いながら、手元に届きます。
そして・・・すべての過程には、たくさんの人の思いもつまっています。

食べ残しの「もったいない」、エネルギーや水の「もったいない」を一人一つでもなくせる工夫をしてくれると嬉しいです

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最後のメッセージを伝えます。

日頃の生活の中で、「自分ができること」を見つけて、取り組んでいってくれると嬉しいなぁと思います!

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みんな笑顔で記念撮影!!

ご参加いただきました「ほくおう児童館」のみなさん、ありがとうございました