ちきゅうおんだんかふせぎ隊 隊員ふんとう記

北海道環境財団が実施する環境教育事業「地球温暖化ふせぎ隊」の活動の様子をご紹介しています。

2017年09月

活動報告★るすつ子どもセンター「ぽっけ」

実施日時:2017年9月25日(月)
参 加 者 :小学生児童28名
実施プログラム:ブラックパネルシアター「46億年地球の歴史」
            パズルで世界のここが変!
            温暖化について
            エコミッケ~冬の生活編~
            事前取り組み「児童館でのもったいないをさがそう!」
            ペープサート「はちどりのひとしずく」

今回は(株)サッポロドラッグストアーさまのご寄付を活用させていただいての実施です

夏にお伺いした真狩村と倶知安町に続き、羊蹄山の麓に位置する留寿都村にある子どもセンターにお伺いして60分のプログラムを実施しました。
参加してくれたのは、学童保育に登録している児童と一般来館児童です。
会場は、木がふんだんに使われた新しい子ども向けの複合施設で、木のぬくもりが感じられる温かい雰囲気で素敵な施設でした。
先生方も施設に負けないくらい温かい雰囲気に溢れていました。

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今回は、事前の取り組みにも挑戦してみたいという希望をいただき、1ヶ月前くらいから、児童館での「もったいない」を見つけて、なくす方法を考えてもらいました。
全体を3グループに分けて、それぞれがクラブ室、図書室、遊戯室を担当し、当日発表できるように活動してきたそうです。

可愛い女の子3名が発表を担当してくれたのですが、元気いっぱいで、とてもわかりやすい発表でした。
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各グループの代表3名

遊戯室はボールなど道具の使い方に関する「もったいない」をたくさん見つけてくれていました。
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遊戯室の発表シート

クラブ室は、水や電気、文房具などに関する「もったいない」を・・・。
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クラブ室の発表シート

図書室は、電気のつけっぱなしや本の出しっぱなしの「もったいない」をみつけてくれていました。
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図書室の発表シート


プログラム全体を通して、事前取り組みを行っていただいた効果はバツグン
エコミッケはヒントなして、全グループ「もったいない」を見つけることができていました。
素晴らしいですね。
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エコミッケ~冬の生活編~

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温暖化のはなし

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パズルで世界のここが変!

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ペープサート「はちどりのひとしずく」

元気いっぱいに自分の考えを発表してくれる子どもたちに微笑ましい場面がたくさん笑顔溢れる環境教室実施となりました。
事前の取り組みで見つけてくれた「もったいないさがし」を、今後も続けていってくださいね。

ご参加、ご協力いただきました「るすつ子どもセンター」のみなさん、ありがとうございました



    

活動報告★下川町立下川小学校

実施日時:2017年9月7日(木)
        ①5年生:3~4時間目
        ②6年生:5~6時間目
参 加 者 :①5年生24名、②6年生26名
実施プログラム:ブラックパネルシアター「46億年地球の歴史」
            パズルで世界のここが変!~もしもカード編~
            温暖化について
            エコミッケアレンジ~自分ができることを考える~

2年に1回、下川町より依頼を受けて実施をしている環境教室にお伺いしてきました。

まず最初は、地球が誕生してから今までの長い歴史をブラックパネルシアターで紹介。
奇跡の星「地球」を感じてもらいます。
(今回も先生方に小道具出しのお手伝いをしていただきました)

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その後は、今の地球で起こっている、ちょっと困ったことについて、「パズルで世界のここが変!」をしながら考えてもらいます。
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今回は、パズルが完成後、世界中で起こっているできごとを、自分のこととして捉えていく視点を持って考えてもらいました。今回は5、6年生が対象のため、種類も倍に増やし、難しい内容にも挑戦してもらいました。
さすが高学年です!!

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グループ活動でしたが「もしも・・・」という視点で考え、しっかりと意見を出し合うことができていました。
どのグループも「困ること」そして「良いこと」について、しっかりと考えていました。

例えば・・・。(原文のまま掲載しています)

「大きくてつよい台風(ハリケーン)が、たくさんできるようになってきた」というパズルを完成させたグループ

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こまること:
・家がこわれる
・建物・電柱がこわれる
・住む所がなくなる
・食べ物がなくなる

よいこと:
・人々が協力し合う
・共同生活で交流が深まる
・人々がたいさく(対策)を練る
・家の大切さ・家族の大切さを知る


「大雨が続いて、川の水があふれることが多くなっている」

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こまること:
・町を歩いたり車が走れない
・びしょぬれ
・建てものがしん水する
・死の可能性がある
・植物がくさる(流される)
・水がにごる
・魚が食べれない
・店が使えない

よいこと:
・水あそびやすい
・ぬまの魚がくらしやすい
・水好きの動物がごきげんになる。


取り組んだパズルの内容によっては、難しいものもありましたが、どのグループも積極的に意見を出し合い、しっかりと考えていました。

そして、下川の子どもたちの素晴らしいところ、それは、人前での発表も積極的にできること!
「どのグループに発表してもらおうかな・・・」というと、どのグループからも手が挙がります。

発表の後は、パズルで取り組んだ世界で起こっている困ったことの原因は温暖化によるものであること、そのしくみや原因は私たちの生活にも密接に関わっていることなどを、パネルなどを使って、わかりやすく説明します。

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次に、困ったことを減らすために、自分たちにどんなことができるのか、考えていきます。

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ある家の朝と夜の生活の様子が描かれた2枚のイラストを使って、家族それぞれの立場で「自分ができること」を見つめていきます。

この家に住んでいるのは4人家族です。

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清潔感溢れるお父さん、おしゃれ大好き大学1年生のお姉ちゃん、元気いっぱい小学6年生の弟、そしてお母さんです。それぞれに好きなことがありますが、苦手なことは3人とも「かたづけ」です。

お父さんとお姉ちゃん役はふせぎ隊スタッフが担当、弟役は担任の先生に担当してもらいました。

そして・・・。
お母さんは子どもたちの担当です。
グループごとに、どんなお母さんなのか設定を決めてもらい、そのお母さんの視点で進めていきます。

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最近のお母さんには困ったことがあります。
どんな困ったことかと言うと・・・。
「電気代が高い」
「どんなに片付けても片付けても家が散らかっている」

そこで、子どもたちが担当するお母さんが、困ったことを改善するために、家族の誰かに直して欲しいところを考えていきます。
イラストに描かれている生活の様子を見ながら、誰にどんなことを改善もらうのか相談して決めていきます。

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各グループで考えたお母さんの一言の発表タイム。
グループの代表が、直接、お父さん、お姉ちゃん、弟に伝えていきます。

洗車好きのお父さんに一言・・・。
「車をきれいにする前に、家を片付けて!」

おしゃれ好きのお姉ちゃんへ一言・・・。
「朝、テレビをつけっぱなしでおしゃれをしないで!」

あわてんぼうの弟へ一言・・・。
「使ったものはもとに戻す。使わないゲームの電源は切る」

でも、お父さんやお姉ちゃん、そして弟は、なかなか素直に聞いてくれません。
逆に改善して欲しいところを言われちゃったりもして、タジタジに・・・。

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このやりとりの中で、子どもたちも色々なことを感じてくれたのではないかと思います。
人それぞれ、好きなことも苦手なことも、できることも違います。
「自分ができることを見つけていくこと」
「相手の立場になって考え家族みんなで協力していくこと」
「小さな取り組みもみんなで力を合わせると大きな力になること」
このメッセージをしっかり伝え、最後のペープサート「はちどりのひとしずく」を見てもらいました。


ふせぎ隊プログラム終了後は、下川町の方々が町の取り組みについて話をしました。

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5年生も6年生も、自分の考えをしっかりと話せる子が多く、終始、活気あるグループ活動が繰り広げられていました。
積極的に発表することができる子どもたちだからこそ、こちらの思いをしっかりと伝えることができた充実した環境教室実施となりました。

ご参加・ご協力いただきました下川小学校のみなさん、ありがとうございました。